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19.02.26
気になる木のはなし・建材編皆さま、こんにちは!グランハウスです。
今回は家づくりをする際に欠かせない建材について、
弊社の社長であり一級建築士でもある山田孝一がご紹介いたします。
◆見極めるのが大変だった木材
木材を構造材として使う日本の住宅。
わたしが会社を立ち上げた30年ほど前までは、
土台や柱、梁などの使う構造によって
いろいろな木材を使い分けて使用していました。
またその頃は和室のある家が多くつくられていたこともあり、
廻り縁(まわりぶち)、長押(なげし)、床柱や床の間まわりなどに
多岐にわたる種類の木材が使用されていました。
そして、それらの木は気候によってねじれたり、
急に乾燥が進むとひび割れたりすることもあり
段々と敬遠されるようになってきたのです。
◆グランハウスでは適材適所の建材を使用しています
現在では、柱や梁などを見せる和室の家が少なくなり、
またメーカーによって優れた建材が開発されたこともあり、
多くの工務店が建材を使用して家づくりを行っています。
グランハウスでも建材を使用していますが、
使用箇所にふさわしい材質の建材を選んで使用しています。
例えば建物の土台に使う建材には防虫効果が高く丈夫で硬いヒノキ、
そして骨格となる建材にはピン工法の長所を最大限に引き出せる
スギとマツからつくられた構造用集成材を使用しています。
この構造用集成材はスギやマツの向きを変えながら集成してつくるので
無垢材のように気温や湿度によって狂うことがないのです
かつては高額な秋田杉や吉野杉などを使用して家づくりですが、
今は建材メーカーさんのおかげで高額なお金をかけることなく、
高品質な建材で住まいを建てることができるのです。
代表取締役 一級建築士
山田孝一