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21.03.04
大雪時の地震をも想定したグランハウスの家づくり① 「構造計算」皆さま、こんにちは!グランハウスです。
あと1週間で東日本大震災から10年という節目を迎えますが、
先月の13日にも福島県沖を震源とする大きな地震が起きました。
そこで今回は、グランハウスの家づくりにおける
耐震対策についてご紹介いたします。
◆あなたの住まいは、構造計算されていますか?
現代における日本の住宅はすべて等しく、
地震への耐久性=「耐震性」が保証されていると
思われている方も多いと思います。
しかし実際の建築基準法において、
2階建ての木造住宅については構造計算の義務付けがされておらず、
80%ほどの木造住宅(平屋、2階建住宅)では
精密な構造計算がされていないのが実情となっています。
2016年に起きた熊本地震では、
構造計算をせずに「長期優良住宅」を取得した住まいが
倒壊してしまったと報告されています。
◆設立以来、「耐震」にこだわるグランハウス
新潟県では、この20年の間だけでも
最大震度7を記録した2004年の中越地震や、
最大震度6強を記録した2007年の中越沖地震が発生しています。
2004年の中越地震では、震源地となった川口町が
弊社社長の両親の故郷だったこともあり、
古くからの知人や友人など多くの方が
避難所で暮らさざるを得ない状況を、
社長自身が目の当たりにしたということです。
そこで、たとえ大きな地震が起きても
安心して暮らせる家づくりの必要性を痛切に感じ、
グランハウスでは設立当初から「耐震」にこだわり、
家族の命を守るための家づくりに取り組んでいるのです。
◆グランハウスは、安心の全棟構造計算!
地震に強い家づくりをするにあたって
大切なポイントの一つが「構造計算」です。
「構造計算」とは、建築構造物・土木構造物などが、
固定荷重・積載荷重・積雪荷重・風荷重・地震荷重などに対して、
住まいがどのように変形し、どのような応力が発生するのかを
計算によって検証することです。グランハウスでは、
上越妙高エリアの「雪国」という特性をしっかりと考慮し、
積雪2メートル時に震度6の地震が起きたとしても
倒壊しないように、全棟構造計算を実施しております。
また、耐震性能を調べる際に
「壁量計算」という確認方法もあります。
しかし、「壁量計算」は簡易な計算によるもので、
壁量、耐力壁配置、柱接合部強度しか分からず、
家の強度まで細かく調べることはできません。
また「壁量計算」はコストが安いために、
多くの住宅会社が取り入れています。
ただ、家族の命を守るという観点からすると
「構造計算」が安心です。
グランハウスの耐震対策についてご案内してきましたが、
今回だけではすべてをご紹介できませんでした。
そこでまた改めてグランハウスの耐震対策について
ご紹介させていただきますので、どうぞご期待ください。
代表取締役 一級建築士
山田孝一